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人と教育を知る
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女性としてのキャリア例

大塚商会で働く中で出産を経験し復職した社員の活躍に注目。
働き方はどのように変化していったのかを紹介します。

杉山 英里

お互いを理解し助け合う職場環境が、
働き続ける女性を応援

杉山 英里Sugiyama Eri
2003年入社
テクニカルエンジニア
係長

自分の働き方を自分で選択

入社後1年間はインストラクターとしてお客様に対し商品の効果的な使用方法をお教えする仕事を行い、その後、テクニカルエンジニアとしてサーバーやセキュリティなどのヒアリングや設計を行う部署へ異動しました。これまでもインストラクターとしてお客様と直接関わってきましたが、受注前のお客様と提案時から関わり、お客様を訪問してセットアップやサポートを行うテクニカルエンジニアの仕事は難しくもやりがいがありました。さまざまなソリューションを扱う大塚商会のエンジニアとして、知識を習得することは大変でしたが、お客様から学ぶことも多く、徐々にエンジニアとしての自信がついていきました。そんな中、入社8年目に初めて産前/産後・育児休暇を取得。周囲の気遣いやサポートのおかげで休暇に入るギリギリまで仕事を続けることができ、休暇中は出産・育児に専念することができました。子供が1歳になり保育園に入ったタイミングで現在の部署へ異動することを選択しました。大塚商会のSE職は、アプリケーションエンジニア・テクニカルエンジニア・CADエンジニアに大別されますが、その中でもさまざまな部署があり、働き方もさまざまです。また、一言で短時間勤務と言っても、勤務時間や残業時間の制限で、複数パターンから選ぶことができます。多様な選択肢の中から、自分の働き方を選択することができたのは、とても有難かったです。

杉山 英里

短時間勤務を利用しつつ、仕事の効率化を

復職後は、お客様が利用するさまざまなサービスのセットアップをするリモートオペレーションの仕事を行っています。直接お客様とお会いすることはありませんが、電話でコミュニケーションをとりながらお客様をサポートするこの仕事は、お客様対応というやりがいは同じく時間の自由が利きやすいため、自分に合っていると感じます。当初は、部署が変わることへの不安より、短時間勤務を利用しながらでもきちんと成果を上げられるのかという不安の方が大きかったように思います。しかし、実際に仕事に復帰してみると、以前よりも時間を意識して効率良く業務にあたることができました。帰宅後も、家事に育児にやることは山積みですので、仕事は勤務時間内にきっちり終えられるよう、以前より集中できていたのだと思います。時間の制約があることで、自分にできる仕事とできない仕事が明確になり、私が対応できない時間帯の仕事は他のメンバーに任せ、その代りできる仕事は何でも「私に任せて」と言えますので、チーム内での業務分担も明確になりました。そのように、周囲の協力を得ながら仕事を続けてきた結果、育児と両立しながらも係長に昇格することができました。現在も、家庭と仕事のバランスをうまくとりつつ、メリハリのある毎日を送れています。

杉山 英里

2度目の出産にむけて

間もなく2度目の産前休暇に入ることもあり、会社の制度について再度調べ直しているところです。大塚商会には有志が集って女性の働き方を考えるコミュニティが複数あり、そこでの話し合いをもとに、女性の活躍推進におけるさまざまな取り組みを実行しています。その成果もあり、一度目の休暇を取った6年前と比べると会社の制度や社員の意識が大きく変化し、お互いを理解し助け合う職場環境が整ってきていると感じます。制度を利用する側としては、適切な仕事の引継ぎをしっかりと行い、残るメンバーが安心して業務にあたれるよう準備をすることが重要だと思っています。
妊娠・出産という女性特有のライフイベントの経験は、仕事においては確かにブランクになるかもしれません。しかし、それは仕事に向き合う自身の姿勢を再確認するひとつのきっかけでもあります。私は仕事に復帰してから、生活にメリハリが出るようになり「初めての子育て」で行き詰りがちな部分も、素直に受け入れられるようになりました。今後も仕事と子育てに真摯に向き合い、さらに成長していきたいと思っています。

杉山 英里
大木 香菜

ワークライフバランスを実現させながら
キャリアを積み上げる

大木 香菜Oki Kana
2008年入社
専任営業
係長

お客様と一緒に成長する

入社1年目はエリア営業として先輩社員の指導のもと営業の基礎を学び、2年目にたのめーる営業に転属となりました。オフィス用品の通販サービス「たのめーる」をご利用いただいている法人企業に対して、新規商品の紹介や購入後のフォロー、発注業務の代行などをしています。お客様とのやり取りから潜在的なご要望を察知し、まだお取引のない商品を提案したりカタログに掲載されていない商品を紹介したりすることで、お客様に喜んでいただけるとやりがいを感じます。入社9年目となる現在も新規開拓には力を入れており、お取引のない企業を直接訪問し、お客様との関係性構築に奮闘しています。
私が仕事をする上で大切にしているのは、「お客様のパートナーになること」。そう気づけたのは、先輩からの「お客様と一緒に提案を進めていくように」というアドバイスがきっかけでした。営業は、目の前の交渉相手に商品を買っていただくことだけを考えがちになりますが、営業のプロフェッショナルとはそういうものではありません。お客様先の購入窓口である担当者にも上司がいて、私が担当者に商品の提案をするように、担当者も上司に対して商品購入の提案をしなければいけないケースもあります。そんなときは商品の魅力的なプレゼンテーションをお客様先の担当者と一緒に考えます。一方的に商品を紹介するのでなく、パートナーとしてお客様に寄り添うことの大切さに気づいてからはお客様からより信頼していただけるようになりましたし、それが自分自身の強みにもなりました。お客様と一緒に成長していくことができることは、営業という仕事の醍醐味ですね。

大木 香菜

復帰後も変わらずに仕事を継続

2014年11月から2016年4月までの1年6カ月間、産前/産後・育児休暇を取得しました。休暇に入る直前の2014年10月に係長に昇格し責任ある立場に立ったことで、「復帰後はますます頑張ろう」という熱意に沸いており、休暇取得に対する不安はほとんどありませんでした。当時、同じ部署の先輩が、私と同時期に休暇取得を予定しており、復帰に関するさまざまな不安に対してよき相談相手になってくれたことも大きかったですね。社内には短時間勤務の制度もありますが、現在は、9時から17時30分までフルタイム勤務しています。朝は保育園に子供を送ってから出社し、退社後は子供を迎えにいってから帰宅しています。社内の打ち合わせや会議の時間をなるべく日中に設定するなど、周囲の協力のお陰で子供の送迎もできていますし、慌ただしいながらも充実した日々を送れています。
また、残業を減らして勤務時間内に仕事を終えるために、私なりに仕事のやり方も工夫しています。お客様先を訪問する際も、むやみに訪問するのではなく社内の情報をもとに見込みのある会社を優先的に訪問するなど、効率的な営業活動を心がけるようになりました。また、事務作業に要する時間を逆算して外出先から戻ったり、デスクワークの日を作ったりと、メリハリをつけた予定を立てるようになりました。以前に比べるとお客様訪問に費やせる時間は減りましたが、営業活動できる時間を大切に受注の確度を上げ、デスクワークでもより効率的な仕事の進め方を意識し、限られた時間の中で最大の成果を出せるよう、意識して仕事に取り組んでいます。

大木 香菜

ワーキングマザーとして後輩の良きロールモデルに

オンとオフのメリハリをつけるために、休日は思いきり子供と遊んだり、夫に子供を託して友人とランチに出かけたりしてリフレッシュしています。まだ先のことはわかりませんが、もし2人目を授かっても仕事は続けたいですね。仕事と家庭のバランスを上手に取りながら働いている先輩社員が近くにいるので、私も仕事を続けられるイメージができています。
子供を育てながら働く女性が増えれば、両立支援の制度も今後さらに充実していくことが期待できますし、より多様な意見を採用した職場作りができると思います。女性活躍推進の見本として、というのはおこがましいかもしれませんが、私が家庭と仕事を両立しながら働いている姿を見せることで、周囲に少しでも良い影響を与えられれば嬉しいです。
今後は、係長として、またワーキングマザーとしても、同性の後輩たちの良きロールモデルになることを目指します。

大木 香菜